白山ス−パー林道・新岩間温泉
1997年9月13日、朝8時に自宅を出て東名に乗り、一路福井を目指す。康ちゃんの運転だ。
最初のウチは快調
にとばすが、浜松を過ぎて名古屋に近づく頃、自然渋滞が始まった。まあ、これは計算のウチに入っているのだが。
午後2時、福井北インターを降り、勝山市を抜け、尾口村へ向かう。約400Km走ってガソリンが心配になってきた
のでGSを見つけて入れた。しばらく走って右折、きれいなトンネルを抜けて山道に入る。
色々なSKI場がある。白山スーパー林道方面へ向かう。一里野SKI場を過ぎ、二股に分かれた。左は白山スーパー
林道、右が岩間温泉。すれ違いのできない細い道路が続く。20分くらいで山崎旅館に16:00時に着いたが、この旅
館のためだけに、この道路がある感じだ。行き止まりの道路だ。「何故、こんな旅館のために道路を造るのだろう?」
という疑問がわき上がる。
すごい道、一歩誤れば…というような箇所がいっぱいありました。県道ですが冬季は通行不可になる道路です。各
所で工事を続けています。工事関係者は皆若くて、車の誘導もテキパキしています。不思議な道です。山崎旅館のた
めに造っているような道路です。
その日の夕食時、女中のお婆さんと話をして氷解しました。
SKI場は村営で村長、山崎旅館、土木の山崎組、すべて山崎さんでした。日本の土木行政を垣間見ました。
山崎旅館には素敵な露天風呂がありました。
翌朝、リュックを背負い1時間の山歩きを楽しみました。もしかしたらMTBで走れるかもしれない林道です。それほど勾配のない林道を、なんでもなく歩きます。
丁度、1時間経った頃、「ぽこっ」と沢筋に岩間温泉は現れました。
沢の平らな部分に綺麗に岩を組み合わせて作られた露天風呂が現れました。ちょっと作りすぎかなと思われるような露天風呂です。
でも、だれも入っていない。でも、ちょっと沢の上にキャンプしている人がいたので康ちゃんは水着を着て入りましたが、そのうちに脱いでしまった(笑)。
綺麗な風呂です。デッキブラシが置いてありましたから、誰かがときどき掃除しているのに違いありません。上からパイプで給湯しています。
横の沢にも綺麗な水がザンザン流れています。その中に入ったけど、冷たくてすげえ気持ちいい。この沢水が全て温泉だったら凄いナァと思いながら温泉に入ったり、沢水に入ったりして過ごしました。
2時間ほど野天風呂を楽しんで帰途につきました。山崎旅館へ戻り、白山スーパー林道途中の「親谷の湯」も楽しんできました。
表紙へ戻る 温泉indexへ戻る